【2017最新】松山英樹のスイング連続写真と分析結果から分かる”現代ゴルフ”のスイング理論

スポンサーリンク

世界ランキングや賞金ランキングで世界トップクラスの松山英樹選手のスイングは今、世界でも大きな注目を浴びています。というのも、松山英樹選手のスイングは、世界のトッププロとは違った特徴がいくつかあるからです。その特徴や体の使い方は正に”現代ゴルフ向き”であると言われています。

松山英樹選手のドライバースイング連続写真

松山英樹選手のスイングの特徴と分析

上の連続写真を見ると「いやー、良いスイングだなぁ」と思うかもしれませんが、実は海外では少しだけ特徴的なスイングとして認識されています。

どういうところが特徴的なのかというと、まず

トップで一度止まるような動作が入ること

これは連続写真では分からないと思うので、松山英樹選手のスイング動画で確認してみてください。

海外のアナリストなども、この止まるような動きに関してあれこれ分析しています…が、松山英樹選手は、トップで動きを完全に停止しているわけではありません

勿論、トップで一度止まっても打てますし、そういう練習方法もありますが、松山英樹選手は止まっていません。これは動画をよく見て貰えると分かります。

注意深く見ないと分かりませんが、実際には、体が常に動き続けています

止まっているように見えるのは、切り返しでの体(胸郭部分と下半身)の動きが静かなのと、手元と体が切り離されて、手元が一瞬、置き去りにされているからです。

ゴルフスイングにおいて、一度完全に静止する動きは、基本的にタブーです。※パターですらスイング中に静止することはありません。

ドラコン選手なんかは、テイクバックが超絶速いですが、それはテイクバックのスピードを上げると切り返しでより多くのエネルギーがシャフトに蓄積されるからです。

実際に、ツアーで活躍するトッププロの中にも、テイクバックのスピードを上げて飛ばしている選手もいます。※リッキーファウラー選手なんかは凄く分かりいです。

ちょっと話がややこしくなってきたので簡潔にまとめると、

松山英樹選手のスイングの特徴としてトップで一度静止しているように見えるが、実際には体は動き続けていて、止まっているように見えるのは、切り返しが静かだから

それと、アマチュアの人でたまに松山英樹選手の動きを真似してトップで止まって打つ練習をしている人がいますが、あれをやると、大体の人は上手く行きませんし、99%飛距離が落ちます

その理由は、上でも言ったように、完全に動きを停止するとエネルギーがロスされることがまず一つ。トップで一度完全に静止すると、反動が使えません。

もう一つが、体の動かし方がプロとは根本的に違うからです。

素人にトップで一度停止してそこから打ってみてと言うと、ほとんどの場合、止まった後に、もう一度振りかぶって打つか、手元(ヘッド)から先に動くかのどちらかです。

逆にテイクバックのスピードを上げて打つと、上でも書いたように、切り返しの時に勝手にシャフトがしなってくれるので、その反発エネルギー分、手元の動きだしが遅れます。

ならどうすれば、トップで止めた状態から打つことが出来るのかというと、トップで手元を止めた後、手元を少しだけ置き去りにして、体幹部分(具体的には胸郭と呼ばれる部分)と下半身を先に始動させることです。

これがいわゆる、ゴルフで言うところの””であり、プロとアマチュアの大きな差の一つです。…と、これ以上行くと、話が脱線しまくるので松山英樹選手のスイングの特徴に話を戻します。

松山英樹選手のスイングの特徴として海外で取り上げられている二つ目が、ダウン半径の大きさ

ダウン半径とは、ダウンスイングにおける体を中心にしたクラブヘッドとの円軌道の半径のことです。※すげー分かりにくい、ナニコレ…笑

下の画像を見てもらえれば簡単に分かると思います。

簡単に言ってしまえば…タメがほとんどないスイングだということです。※タメというのは、手首とシャフトが作る角度のこと。

ゴルフ昔から飛ばしには”タメ”が必要だと言われてきましたが、松山英樹選手は、世界の飛ばし屋に比べて、このダウン半径が大きいです。

例えば、世界トップクラスの選手で強烈なタメのあるスイングのセルヒオガルシ選手と比較してみると、一目瞭然です。

全然違う…てか、セルヒオガルシアのタメが凄すぎる(笑)

同じような手のポジションにも関わらず、松山英樹選手は、手首の角度が既にかなり解かれていますが、セルヒオガルシア選手は、まだ手首の角度が解かれず、キープされています。

一昔前は、この”タメ”が飛ばしには不可欠と言われていて、アマチュアの間でもどうすればタメが出来るんだーと頭を抱えている人が大半でした。

ですが、現代ゴルフにおいては、クラブの進化も相まって、タメの有無は、昔ほどの重要性はないと言われています。

それともう一つが、松山英樹選手とタメの強い選手のスイングの違いです。

セルヒオガルシア選手のようにタメが強烈な選手は、所謂「横振り」と呼ばれる振り方をしている選手が多く、クラブヘッドが背中側にある状態で手元を落としきり、そこから強烈に横に振りぬく。イメージ的には、背面状態でハンマー投げをするような打ち方です。

ですが、松山英樹選手は所謂「縦振り」と呼ばれる打ち方をしています。

どちらが良い悪いではなく、あくまでも特徴でしかないんですが、欧米選手は往々にして「横振り」の選手が多いです。

ちなみに、タメが強い方がより飛距離が出るかというとそんな単純な話ではなく、体格には決して恵まれていませんが、世界でも屈指の飛ばし屋であるジャスティントーマス選手なんかは、上半身の使い方は松山英樹選手ソックリです。

日本人の多くは、個人的に「縦振り」の方が感覚として理解しやすく、合っていると思います。

ちなみにですが、松山英樹選手の打ち方は海外で話題になっていると言いましたが、勿論良い意味であって、教科書よりも教科書的なスイングだと絶賛するアナリストもいます。

ただ、個人的にゴルフというスポーツは、結果を出した選手のスイングがすぐ絶賛される傾向にあると思っていて、ある意味で後付けなことが多いとも思っています。

単純なスイングの良しあしと結果というのは必ずしも比例しないので、物凄く個性的なスイングをする強い選手もいれば、逆に教科書的なスイングをしていても、全く勝てない選手もいます。

そこがゴルフの面白いところだとは思いますが、結局最後に物を言うのは、その人が作り上げて来たスイングの再現性です。

スイングを作るというのは、出来るだけ再現性の高めやすい動きかつパワーを生み出す動きを作り上げることだと個人的に思っています。

そういう意味でも、アマチュアに参考になるのは、”アク”が少なく力学的に無駄の少ない韓国勢、とりわけ世界ランク上位の韓国女子のスイングです。

【動画】キムインキョンの美しすぎるスイングはアマチュアのお手本

なぜ韓国ゴルファーは強いのか!?過去には強すぎる韓国勢排除の動き!?

特に、社会人になってからゴルフを始めたようなタイプの人は、無駄な動きを出来るだけ排除して、ヘッドの運動量を増やす方法論が重要だと思っています。

実際に、支点が一つしかない単純な仕組みで、一定の動きでクラブを振ることが出来る機械に球を打たしたところ、10ヤード以内に100%の確率で打てたそうです(笑)

要は、正しい距離やライなどを見抜く判断力と、狙った場所に狙った球を打てる再現性。この二つが重要だということですね。

その点、努力家の松山選手は、どちらも申し分ないと思うので、今後も更なる活躍をしてくれるでしょう!

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする