森田遥が抱える国籍問題を分かり易く時系列を交えて解説!

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2017年8月に開催された明治カップで、日本ツアー初優勝をあげた森田遥選手。元々、ジュニア時代から未来を有望視されていた彼女は、今回の優勝で名実ともにトップ選手の仲間入り。そんな森田遥選手ですが、日本国籍と中国国籍の国籍問題を抱えています。ここではその少しややこしい国籍問題をwikiやプロフィール、時系列を交えながら分かり易く解説したいと思います。

森田遥選手のwikiやプロフィール

森田遥選手は、日本生まれの日本育ちで生まれは香川県。両親ともに中国人卓球選手として活躍し、父親が日本に卓球のコーチとして赴任したことがきっかけで日本で生まれ育つことになる。

そんな彼女がゴルフを始めるきっかけになったのが、9歳の時。

父親がゴルフの練習をするのを見て興味を持ち、そこからゴルフを始めるように。

のめり込むのに時間は掛からず、その日から絶え間ない努力と何時間にも及ぶ練習を積み重ね、メキメキと実力を付け行く。

その後は、アマチュアの大会で何度も優勝を重ね、2012年には「日本女子アマチュアゴルフ選手権」で準優勝。翌年の2013年には「日本女子アマチュアゴルフ選手権」で優勝し、名実ともにアマチュア最強の女子に。

その翌年の2014年には、アマチュアながらプロツアーにも参戦し、「ヨコハマタイヤPRGRレディス」3位、「サイバーエージェントレディス」2位と輝かしい戦績を収める。

そのまま日本で活躍するのかと期待されたが、2015年にプロに転向すると、より高いレベルでのゴルフを求め、主戦場をアメリカの下部トーナメント「シメトラツアー」(日本で言うステップアップツアーのようなもの)に移す。

5月にはシメトラクラシックで優勝し、そのまま、年間成績上位10位までに与えられる上部ツアー参戦権を手に入れるかと思われたが、惜しくも11位で逃すという、苦い思いを経験。

2015年の末には、来シーズンの日本ツアー参戦権をかけたQTに臨み、見事4位で、晴れて2016年の日本ツアー参戦が決まる。

森田選手が抱える国籍問題を分かり易く解説

さて。ここまでが基本的な森田遥選手の経歴やプロフィールです。

見て分かるように、彼女はアマチュアの頃から未来を期待された実力者で、今後日本を背負って立つ選手になると言われています。

…しかし、そこにはある一つの問題が。

それが、国籍問題です。

上でも書いたように、森田遥選手自身は、日本の香川県で生まれ香川県で育ちましたが、両親は両方とも中国国籍の中国人です。

日本の法律では、「子どもは両親の国籍に準ずる」という基本がありますが、その基本的なルール以外にも、人には「国籍選択の自由」という権利もあります。

とは言っても、馴染みも何もない国の国籍を勝手に取得することは当たり前ですが不可能で、権利と同時に、国籍を取得するための条件も存在します。

森田遥選手は、その条件を満たしており、日本国籍を取得することが可能です。

では、森田遥選手は今現在どちらの国籍なのか。

それは、「中国」です。

上で書いたように、日本の基本的な考え方は「両親の国籍に準ずる」なので、意図的に国籍選択をしなければ、中国国籍として扱われます。

事実、海外の大会に出場した時などは、森田遥選手は中国国籍として扱われています。

ではなぜ国籍問題があるのか。

それは、森田遥選手自身のアイデンティティが関わっていて、彼女は10代の頃、インタビューでこう答えたと言われています。

私は日本生まれの日本育ちで、アイデンティティは日本にあり、一番好きな国でもあります。20歳になれば国籍選択が可能なので、日本国籍を取得します。

その発言の通り、日本国籍を取得していれば、国籍問題も何もなかったわけですが…、現在20歳を過ぎている森田遥選手は、日本国籍を取得していません。

今も中国国籍のままだということです。

これに関しては、恐らく両親共に中国籍であるということが引っかかっているのでしょう。

10代の若いときには、その時の感情で発言出来ますが、大人になってくると、周りの意見もあるでしょうし、自分を生み育ててくれた両親の国籍にも愛着が生まれて来るということもあるでしょう。

それと、最近では、その活躍ぶりから周りの反応が少しずつ大きくなっていて、日本と中国のメディアやファンなどの意見にも敏感になっていると思われます。

2017年8月開催の明治カップで優勝した際に、国籍について質問された際、

手続きが思ったよりも難しいし、今現在勉強している最中。日本国籍か中国国籍か、どちらかを選ばないといけないのは分かっているけれど、両親や周りの意見を聞きながら検討していきたい。どちらの国籍を選んでも、周りからはいろいろ言われると思う。ただ、自分にしかない権利だと思って、前向きに考えるしかない。とりあえずゴルフを頑張りたい。

と発言しています。

そういった周りの反応や意見と、自分自身の感情や価値観との間で揺れ動いていて、一歩踏み出すことが出来ていない。そんな感じに受け取れます。

これは私個人の考えですけど、本心としては「日本国籍」を取得したいと思っているんじゃないでしょうか。

ただ、周りの反応や両親の国籍の関係から躊躇している。発言や態度などから、そんな風に感じます。

これが仮に、「日本国籍」か「中国国籍」かどちらかを選ばないと「無国籍」で海外の大会などに出られないという状況であったら、また違った形になっていると思います。

今現在は中国国籍ですが、それは中国国籍を選んだわけではなく、どちらかの国籍を選ぶのを先延ばしにした結果ですから。

ただし。この国籍問題は近い内に結着がつきます

その理由が、2020年に開催される東京オリンピック。

国を背負って戦うオリンピックは国籍が非常に重視されていて、競技種目にもよりますが、一度特定の国の代表として戦った場合、他の国の代表として参加出来なくなることが多いです。

当然、今の実力とこれからの伸びしろを考えれば、森田遥選手は代表の枠に食い込んでくる可能性があります。

特に、中国は人材不足で(笑)フォンシャンシャン選手以外に世界ランク上位の選手はおらず、次点に森田遥選手がランクインしています。

…あれ?

東京五輪の出場枠だけを考えたら、層の厚い日本よりも、層の薄い中国国籍の方が良いのでは…もしかしたら、そういうことも考えているのかな。

ちょっと長くなったので、要点だけをまとめます。

  • 森田遥選手は現在「中国国籍」
  • 選択しなければ「中国国籍」のまま
  • 2020年の東京五輪の代表枠に合わせて国籍を選択してくる可能性大

これからの彼女の動向には是非注目ですね。

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