2019年度から女子ゴルフ界が変わる!!QTがあるのにプロテストに受ける意味って何!?

スポンサーリンク

ゴルフ界にはいくつかルールがありますが、その中でもゴルフファンにとっていまいち理解しにくいのが、QTとプロテストの関係性。プロテストに合格しなくてもQTに受かればトーナメントに出られるなら、プロテストを受ける意味とは何なのか?それについて詳しく解説していきます。

プロテストとQTの関係性

まず、プロテストについて。

これは、知っている人も多いと思いますが、プロテストというのは、LPGAの正規会員になるための登竜門です。

あくまでも、LPGA会員になるためのものであり、これに受かったからと言って、トーナメントの出場権が得られるわけではありません。

あくまでも、正会員になるためだけに受けるものです。

一方でQTと呼ばれるもの。

これは、翌年のトーナメント出場権をかけた試合で、一般的なツアーと同じような形式で行われ、1次、2次、3次、ファイナルとあり、3次進出を果たした選手には、単年登録者として翌年のツアー出場権が与えられます。

そして、このQTには、プロテスト合格者いかんに関わらず、誰でも出場することが出来ます。

プロテストを受ける意味って何!?

上でも書いたように、プロテストに合格していようといまいと、シード権を持っていない選手が来年の出場権を得るためには、QTを受けるしかありません。

そこで、一般人の我々からすると、

「いやいや、プロテストを受ける意味ってなんなのよ?」

となってくるわけです。(私もずっと疑問でした…笑)

中には、プロテスト合格前からQTで出場権を得てツアーを戦いながら、プロテストを何度も受ける選手などもいたりするわけで、それはそれは何か特典があるんだろうとは思ってましたが、実はその通り!!笑

プロテスト合格者と非合格者、要はLPGAの正規会員と非正規会員では、当然のように色々な面で差があります。

まず、プロテスト合格者は登録料として最初に60万円をLPGAに支払う必要がありますが、翌年以降は、毎年72000円の支払いで、会員資格を保持することが可能です。

一方で、プロテストに合格しておらず、QTでの単年登録の場合、当該年度ごとに50万円の登録料を支払う必要があります。

他にも、QTの参加費用にも差があり、正規会員と非正規会員では3次、ファイナルの場合、54000円と108000円と、倍額の差があります。

更に更に、ツアーを戦う中で、LPGAが提携している企業からの宿泊費の優待や、福利厚生の面でも正規会員と非正規会員には大きな差なんかも。

これだけ見ても、プロテスト合格者とそうでない人には待遇の差があることが分かりますが、2019年度からはこれが全て無効になります。

2019年度からプロテスト合格者のみがQTに参加可

これまでは、上述したように、プロアマ問わず、QTさえ突破してしまえば、ツアー参加資格を得られたわけですが、2019年度からはLPGAの正規会員のみ、つまりプロテスト合格者のみがQTに参加できるというルールに変更になります。

一般の我々からすると、こちらの制度の方が、「プロテスト合格の価値」という意味では理解しやすく感じますが、実はこのルール変更は賛否両論、というか”否”の方が圧倒的に多いです。

その一番の理由が、ツアーの質の低下。

例えば、物凄い実力者がいたとして、その人がたまたまプロテストに落ちたとします。

この場合、2018年度まではQTを受験し、ツアー資格を得るという別のルートからのツアー参戦を目指すことが可能でしたが、2019年度からはそれが不可能になります。

すると、翌年は丸まる1年、ゴルフ浪人です。

当然、来年にまた受験するという方法もありますが、たかが1年、されど1年です。

一度の失敗で、その人はプロを目指すのを止めてしまうかもしれないし、1年後にまた落ちてしまうかもしれません。

要は、どんなに実力があっても、たった一発の勝負で全てが決まってしまうということです。

他に、これもかなり大きな問題なんですが、海外選手の日本ツアー参戦の敷居が高くなること。

今までは、上でも書いたようにQTさえ受けて通れば翌年のツアー出場権を得られたので、海外選手、ほぼこの制度を利用して、日本ツアーに参戦していました。

しかし、2019年度からは、まず日本のプロテストに合格して、その後QTを受けるという、超絶面倒臭い上、時間もお金もバカにならないようなことを求められるわけです。

これで、一体どこの国の選手が日本ツアーに出たいと思うのか。

ツアーの質を高める方法はただ一つで、門戸を開くことです。

有象無象だろうと、とにかく門戸を広げて競争させることが、ツアーの質、または女子プロの実力を向上させていく唯一の方法です。

それを参戦の敷居を上げて一体何がしたいのか、というのが、このルール改正に否定的な人の基本的な考えです。

私もこのルールには正直反対です。

というか私は、そもそもプロだのアマだのと言った壁すらもいらないと考えているかなりの改革派の人間で(笑)、圧倒的な実力主義的なルールでいいと思っています。

それはともかく、2019年以降は、プロテストの価値が増えるので、今まで以上に緊張感のあるプロテストになると思われますが、プロを目指す選手には、是非日本を見捨てて”海外”に行かず、日本で活躍をして欲しいなと思います。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする