世界が誇る飛ばし屋、ブルックスケプカ選手。飛距離だけではなく、世界ランキング10位と実力も申し分なく、更には2017年に自身初のメジャータイトルも獲得し、波に乗っている選手の一人でもあります。そんなブルックスケプカ選手のwikiとプロフィール、更には、日本製が半分を占めるクラブセッティングを紹介!
ブルックスケプカ選手のwikiとプロフィール
- 生年月日:1990年5月03日(27歳)
- 出身地:アメリカ合衆国
- 身長:183cm
- 体重:84kg
生まれはアメリカで、意外にも現在27歳と若いブルックスケプカ選手。
アメリカ出身なので、当初から米PGAを主戦場としていた選手と思われがちですが、実は彼、元々は欧州を主戦場としていて、欧州の下部ツアーで力を付けました。
2013年に欧州の下部ツアーで3勝を挙げると、その勢いのまま、翌14年には、欧州のメインツアーで早速1勝を挙げました。
更にその勢いは衰えず、2015年には主戦場を米PGAに移すと、参戦後すぐにウェイストマネジメントフェニックスオープンで優勝。
更に、2017年には、全米オープンで優勝し、早くもメジャータイトルを獲得し、生涯グランドスラムの可能性がある選手として、今注目されている選手の一人です。
ちなみに、ブルックスケプカ選手が優勝したウェイストマネジメントフェニックスオープンでは、松山英樹選手との激闘を制し1打差での勝利でした。
また、ブルックスケプカ選手は日本でも有名で、2016年のダンロップフェニックスでの池田勇太選手との激闘は未だに記憶に残っている人も多いのではないかと思えるほど、素晴らしい戦いを見せてくれました。
その時は、日本の大会初出場にも関わらずコースレコードを記録し優勝、驚異的な飛距離に、観客からは感嘆とも唖然ともとれるような歓声が(笑)
さて、少し話が変わりますが、ブルックスケプカ選手と松山選手は、過去に何度も対戦経験があり、松山英樹選手について、こんなコメントを残しています。
「初めて会った3年前、この選手はいずれ世界No1になると思った、それぐらショットが上手く、何よりも精神力がタフなところが凄い。」
…日本のメディアを喜ばせるためのパフォーマンスとしか思えない、優等生発言。常識人であることは良く分かります(笑)
参照:ブルックスケプカの脅威の飛距離とヘッドスピードを紹介!
ブルックスケプカ選手のクラブセッティング※随時更新
●2017年現在のブルックスケプカ選手のクラブセッティング
ドライバー
ヘッド:テイラーメイドM2(ロフト角9.5°)
シャフト:ミツビシレイヨン Dianama D+70TX
3番ウッド
テイラーメイドM2(ロフト角15°)
シャフト:ミツビシレイヨン Dianama D+80TX
3番アイアン
ヘッド:ナイキ Vapor fly pro
シャフト:フジクラ pro 95 tour spec 硬さX
4番アイアン~PW
ヘッド:ミズノJPX-900 ツアー
シャフト:Dynamic Gold Tour issue X100
ウェッジ
ヘッド:タイトリスト ボーケイ SM5 48°、52°、60°
シャフト:Dynamic Gold Tour issue S400
パター
スコッティキャメロン Tour Only T10 select newport2
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元々は、ナイキとクラブ契約をしていたブルックスケプカ選手ですが、ナイキがクラブ開発から撤退したことで、その後は、契約フリーとなりセッティングはバラバラです。
ドライバーと3番ウッドは今流行りのM2。
アイアンは、ミズノで揃えていますが、ブルックスケプカ選手曰く、ミズノのアイアンは最高とのこと。(さすが、日本製!!)
基本的にミズノのアイアンは、飛距離よりも打感や方向性、操作性を重視して作られている傾向があるので、アイアンは飛ばすクラブではなく、狙うクラブであるという意識の高さが伺えますね。
後は、シャフトはやはりというか、日本企業のものが大半。
世界では今、日本製のシャフトが歴史上のペスト級に大流行で、大半の選手が、フジクラ、またはミツビシレイヨンのシャフトです。
日本の女子プロに至っては、8割以上がフジクラのシャフトと言われるほど、フジクラ一色。
クラブにおいてはヘッドも重要ですが、それ以上にシャフトの性能や個体差というのが物凄く重要で、ある程度上級者になってくると、ヘッド以上にシャフトに無駄に拘る人が増えます。※私もその一人です(…笑)
そういう意味では、日本企業の物作りの性能の高さは素晴らしいですね。
今後、クラブセッティングに変更があれば、また追記して行きます!
参照:ブルックスケプカの脅威の飛距離とヘッドスピードを紹介!