日本勢では、松山英樹と谷原秀人が参戦しているアイリッシュオープン。同大会はローリー・マキロイがホストを務めている。松山はスコアを伸ばすことが出来なかったが、谷原が3日目を終え、トップと2打差のー15で最終日の優勝争いに食い込んできた。
松山英樹は、3日目を「72」で回り、トータル「ー9」で、トップとは8打差。
正直、残り1日で優勝争いに食い込むのは、まぁ無理でしょう。
全米オープンの時は、世界の松山ここにアリ!という物凄い追い上げを見せましたが、今回は、最終日で8打差なんで、優勝は厳しいです。
一方で、谷原秀人は、全然優勝の可能性があります。
ホールアウト時点とは言え、トップと2打差ですから。
ちなみに、トップは、ジョン・ラームという選手で、この選手、半端ないです。
何が半端ないって、体格や飛距離もそうですけど、まだ、プロ転向から2年…にも拘わらず、世界ランク11位。
しかも、参戦する大会では、毎回のように上位に食い込んできます。
記憶に新しいのは、谷原秀人が4位という海外ツアー最高位を記録したDELLのマッチプレー選手権で、決勝でダスティンジョンソンで敗れて惜しくも2位だったこと。
それはともかく、日本勢は、飛距離で劣るから海外では厳しいと言われています。
そんな中、谷原秀人選手が3日間トータルで、「-15」と絶好調。
その理由の一つが、今回の大会は飛距離的なビハインドを感じさせないコースにあるとも言われています。
松山英樹選手以外の日本勢がボロボロだった全米オープンでは、コースの全長が「7741yd」と、アマチュアゴルファーからしたら、Par80ぐらいは欲しい長さでした。
…が、今回のアイリッシュオープンでは、コースの全長が「7004yd」と、全米オープンと比較すると、700yd以上短い。
なので、飛距離よりも、戦略性やショットの精度がより重要になってくると。
こういうコースだと飛距離で劣ると言われている日本人でも、十分上位、更には優勝も狙える。
そんな可能性を感じさせる谷原秀人選手の奮闘ですよね。
いやー、マジで頑張って欲しい!最終日、期待してまっせ!