2017年の11月にダンロップフェニックス出場するブルックスケプカ選手。昨年は池田選手との壮絶な優勝争いの末、優勝。そんな彼の武器はなんと言っても飛距離。その飛距離とヘッドスピードを紹介します!!また、動画付きでのプロによるスイング解説も!!
ブルックスケプカ選手の超絶飛距離
USPGAでもトップクラスの飛距離を誇るブルックスケプカ選手のドライビングディスタンスは、トータル88hの集計で、平均311.1yd。順位は7位です。
ドライビングディスタンス:311.1yd(7位)
これが如何に凄いかの比較として、日本ツアーで平均ディスタンスが300ydを越えるプレイヤーは2人しかいません。※日本人はゼロ
勿論、コースレイアウト等によりディスタンスは変わって来るので一概には言えませんが、如何に飛ばし屋であるかは分かると思います。
実際、去年のダンロップフェニックスでは、ドライビングディスタンスが全体の2位で、最終日には、度々、同じ組の池田勇太選手(日本人ではTOP3には入る飛ばし屋)をティーショットで、30yd~40yd程度離していました。
勿論、ヘッドスピードも異次元で、平均のヘッドスピードが55.6m/sとPGAでも五本の指に入る速さです。
ヘッドスピード:55.6m/s
このヘッドスピードは、PGAでトップクラスの飛ばし屋である、ダスティンジョンソン選手やバッバワトソン選手、更には、ローリーマキロイ選手よりも上です。
参照:【意外!?】PGA選手のヘッドスピードランキングTOP50を紹介!!
プロが解説!ブルックスケプカ選手のスイング
最初に言っておきますが、ブルックスケプカ選手のスイングをアマチュアが真似しようとしても、相当難しいと思います。
彼のスイングは、明らかにバリバリのアスリート系スイングで、見た目からも分かるように、筋肉質な彼の体と、柔軟性があってこそです。
なので、スイングそのものを完全に真似するのは難しいかもしれませんが、参考になる部分がいくつかあり、その中でも特に為になりそうなものを紹介します。※ちなみに、プロの解説は、上記動画を見てください。解説というか、もはや多少面白動画みたいな感じになってますが(笑)※見てもらえれば分かります。
上の動画の2分50秒辺りに、ブルックスケプカ選手のスイングスロー映像があるんですが、その映像を見てもらうと分かるように、トップで左腕が若干曲がっています。
アマチュアの人で多いのが、テイクバック~トップで、左腕を突っ張ってしまう癖。
少しでも大きいアークをテイクバックで描こうとして起こる動作ですが、この動きはむしろ弊害が多く、実際にやってもらうと分かりますが、腕を突っ張ると、肩が入りません。
アドレスの時に脇を締める意識が強い人も同じで、腕が硬直していると、しっかりと左肩がテイクバックで入らなくなります。
なので、むしろ腕は多少脱力したような状態にすることをオススメします。
その方が、腕をムチのように使うことが出来ますし、実際に、トップで多少腕が湾曲しているプロもたくさんいます。
それと、ブルックスケプカ選手は、下半身の使い方が素晴らしく、ベタ足で腰がほとんど開かず、床反力を最大限利用しています。
そのため、多少ジャンピング動作が入ります。※これは、ジャスティントーマス選手などのあまり体型に恵まれてない飛ばし屋の選手に多くみられる動きで、力のない子供なんかは、放っておくと、大半がこの動きをします。
日本だと、小平選手なんかも床反力を上手く使っている選手で、ジャンピング動作が入りますね。
彼のスイングは、現代型スイングの典型なので、飛距離を伸ばしたい人なんかには、体の使い方の参考になるかもしれません。
322ydのPar4を楽々3Wで1オンさせる変態達
2017年のダンロップフェニックスで、2位以下を圧倒し見事連覇を果たしたブルックスケプカ選手の変態的な距離を象徴するような動画です。
ダンロップフェニックス13HのPar4。表示は322ydですが、4日間の内2日はピンまで実測280yd前後と、飛ばし屋なら狙える距離。
ドライバーで1オンを狙ったり、距離的に足らず置きに行く選手が多数の中、3番ウッドで楽々1オンさせています(笑)
二日目は、ピンまで300yd以上の距離があったんですが、それもドライバーで楽々1オン。
ちなみに、動画では松山英樹選手の13Hのティショット映像もありますが、彼も3Wで1オンさせています。
ブルックスケプカも凄いけど、松山英樹も凄い!
参照:ブルックスケプカ選手のwikiやプロフィール、クラブセッティングを紹介!