世界最強の女子プロゴルファーのリディアコー選手のクラブ番手別飛距離の紹介。世界最強ということは、勿論、飛距離も世界基準のぶっ飛びモンスター…かと思いきや、意外や意外、実に平凡な飛距離で、日本人選手と比較しても、むしろ飛ばない部類の選手です。
2017年リディアコー選手のクラブ番手別の平均飛距離
ドライバー:256yd
3番ウッド:236yd
5番ウッド:227yd
6番アイアン:170yd
7番アイアン:138yd
9番アイアン:121yd
某海外サイトが出していた数値ですが、リディアコー選手の番手別の平均飛距離はこれぐらいだそうです。
で、ですね、リディアコー選手の飛距離に言及する前に、プロの平均飛距離やドライビングディスタンスに関して勘違いしている人もいるかもしれないので、ここで少し補足しておきます。
ドライビングディスタンスの計測方法や算出方法は?
まず、良く耳にするドライビングディスタンスというのは、一般的にドライバーや3番ウッドを使用してティーショットを打つホール「2ホールを」1ラウンド毎で選び(※その際には、風の影響を出来るだけ抑えるため、向きが逆のホールを2ホールピックアップ)、そのトータルの平均飛距離を算出したものです。
その際には、どの地点に球が落ちたかは関係なく計測されます。
例えば、悶絶級のチーピンを放って、150ydしか飛ばなかった(´・ω・`)ショボーン、みたいなことになっても、OBでない限りは、その数値が、ドライビングディスタンスの数値に加算されます。
なので、単純な飛距離も大切ですが、それ以上に如何にフェアウェイに球を飛ばして、「ランを増やすか」というのも大事な要素になってきます。
プロのトーナメントは概ね、ラフは深く、フェアウェイは固く転がり易いようになっているので、ドライビングディスタンスで上位に来るには、飛距離+精度が求められてくるわけです。
あと、計測ホールであれば、ティーショットでアイアンを握ったとしても、ドライビングディスタンスに加算されます。
そのため、数字には表れていないけど、ポテンシャルは最強の隠れ飛ばし屋みたいな選手もいたりします。
例えば、女子選手だと、アリヤ・ジュタヌガーン選手なんかは、ドライバーを握らず、3番ウッドやアイアンでティーショットを打つことが大半です。
彼女のドライビングディスタンスは260ydほどで、そこまで上位ではないですが、アイアンや3番ウッドでこのディスタンス。ドライバーを握ったら、300yd近いディスタンスを叩きだすんじゃ?と、その界隈では有名です(笑)
実際、スイングも半端ねぇ。。↓↓
※下半身が完全に、ボブ・サップなんだが・・
そんな彼女の番手別飛距離に関しては、別記事で紹介しているので、そちらをどうぞ。
⇒ 工事中(少々お待ちを!)
意外に飛ばないリディアコー選手のクラブ番手別の飛距離の考察
上で、リディアコー選手のクラブ番手別の飛距離を紹介しましたが、ウッド系に比べて、アイアンの飛距離があまり出ていません。
これは、アイアンの場合、ウッド系と比べて距離よりも正確性が重要になってくるので、フルショットの数値というよりかは、ピンを狙った場合の番手から算出しているからだと思います。
そのため、番手間で結構大きなバラツキがありますよね。実際、9番アイアンのフルショットが121yd、7番アイアンのフルショットが138ydなわけがない(笑)
日本の女子プロでも、120ydなら多くがPWのフルショットの距離です。
そんな中、飛ぶ方ではないと言っても、ドライビングディスタンスで上位100位以内には入って来るリディアコー選手だけ飛び抜けてアイアンが飛ばないというのは考えにくいでしょう。
特に、7番アイアンの138ydというのは、どんな冗談なんだ?と疑いたくなってしまいます。
きっとアレだ。
林の中から出すだけのトラブルショットとかも含めての数値だ、そうだそうだ。
なので、恐らくですが、リディアコー選手の正しいクラブ番手別の飛距離は、だいたいこんなものだと思います。
PW:123yd
9I:133yd
8I:143yd
7I:153yd
6I:163yd
超適当な数値ですが、多分、大きくは外れていないと思う。なぜ半端な数値なのかは…特に理由がありません(笑)
ちなみに、アマチュアの多くは、こんな風に番手毎に10yd刻みで飛距離が伸びたりしません。
そもそも安定感がないというごもっともな指摘はともかくとして、番手毎のフェースのロフト角を正しく使えていないからです。特に、6番アイアンぐらいから上の飛距離が伸びない人が多いです。
参考までに!